更新講習
NPO法人ICDSでは、厚生労働省より、国家資格キャリアコンサルタント更新講習の実施機関として指定を受けております。
キャリアコンサルタント更新講習(知識講習・技能講習)とは
2016年4月1日より「国家資格キャリアコンサルタント」の登録制度が始まりました。登録制度の開始と同時に、5年毎に資格更新をするための更新講習の受講が必要となりました。
(法令義務「職業能力開発促進法施行規則」の説明はこちら)
キャリアコンサルタント更新講習とは、この資格更新に必要な講習のことです。
キャリアコンサルタントは、期間内に本講習を必要時間数受講し、国家資格キャリアコンサルタント登録を更新することとなります。つまり、受講しない場合、登録後もしくは更新後5年で資格を失効することになります。
5年後毎の更新の為に必要な講習時間数(法律により規定されております)
- 知識講習 8時間以上
- 技能講習 30時間以上
- ※更新要件、免除対象となる実務の基準などの詳細は
- 国家資格キャリアコンサルタントWebサイト登録センターをご確認ください。
更新講習の概要について
NPO法人ICDSは、以下の講習について、厚生労働省より指定を受けております。
尚、現在受講申込受付中の講習については、開講日のリンク先をご確認ください。
知識講習
開講日 | 講習名 | 講習の目的 | こんな方にお薦め |
---|---|---|---|
申込受付中 | 必修知識 アップデート講習 (知識講習更新要件の 8時間を充たします) |
職業能力開発、人事労務、労働市場、労働関係法令及び社会保障制度、キャリア教育に必要な学校制度、教育目標に関する最新知識を修得します | 本講習の受講を希望し、キャリアコンサルタントとして最新の知識を習得したい方 |
技能講習
開講日 | 講習名 | 講習の目的 | こんな方にお薦め |
---|---|---|---|
申込受付中 | 技能研鑽コースA 認知行動療法的 アプローチ (技能講習7時間分です) |
認知行動療法の基本となる、思考・感情・身体・行動の相互作用について職務遂行のモチベーション向上を支援するスキルを身につけます | 資格取得後、実践経験3年未満の方(初級) |
準備中 | 技能研鑽コースB リアリティセラピー的 アプローチ (技能講習6時間分です) |
現実療法のベースとなるチョイスセオリー、及び現実療法の基礎を学び、それらを実際の相談に応用するための姿勢とスキルをロールプレイ、ワークを通じて身につけます | 資格取得から3年程度以上の経験を有する方(中級) |
申込受付中 | 技能研鑽コースC 精神力動的アプローチ (技能講習7時間分です) |
あらゆるカウンセリングの叩き台となる精神分析の基礎を一通り学んだ後、ロールプレイ、ワークを通じて、面談スキル及び見立て力の向上を図ります | 資格取得後、実践経験3年未満の方(初級) |
申込受付中 | 技能研鑽コースD グループアプローチ (技能講習6時間分です) |
構成的なグループワークの基本から具体的なワークの運営方法について、ロールプレイやワークショップ運営と参加を通じて、ファシリテーションスキルの向上を図ります | 企業内の人材開発や学生・若年者支援等に活動領域を拡大したい方 資格取得後、実践経験3年未満の方(初級) |
申込受付中 | 技能研鑽コースE キャリアシート活用 (技能講習6時間分です) |
ジョブ・カードを活用したキャリアの棚卸、職業生活設計、目標設定についてロールプレイングとケースカンファレンスを通して実践的なスキルを身につけます(事前に2時間分の通信課題として、ジョブ・カード作成を行っていただきます) | 企業内の人材開発等に活動領域を拡大したい方 資格取得後から3年程度以上の経験を有する方(上級) |
申込受付中 | 技能研鑽コースF 自己理解・仕事理解 支援の実践 (技能講習7時間分です) |
相談過程において必要な技能の一つである、自己理解支援ツールを活用し、その解釈や検討方法を学び、面談ロールプレイ等を通して、自己理解支援の実践スキルを身につけます(事前に1時間分の通信課題として、VPI職業興味検査を受検しワークシート作成を行なっていただきます) | 学生・若年者支援等に活動領域を拡大したい方 資格取得後、実践経験3年未満の方(初級) |
申込受付終了 | 技能研鑽コースG キャリア教育を担うCC必須スキル① VRT活用とキャリア教育推進力の向上 (技能講習11時間分です) |
中学・高校・大学等で即戦力として活躍するための知識とVRTを活用した循環的アプローチの実践、インストラクションスキルの向上を図ります (事前に4.5時間分の通信課題として、VRTの実施、ワークシート作成、インストラクション課題を行なっていただきます) |
学校現場でキャリアコンサルタントとして活躍を目指す方。 資格取得後、実践経験概ね3年程度以上の方(初級以上) |
申込受付中 | 技能研鑽コースH キャリア教育を担うCC必須スキル② キャリア教育推進とOHBYカード活用スキル向上 (技能講習11時間分です) |
小・中・高等学校等で即戦力として活躍するための知識とOHBYカードの活用を通じたグループアプローチスキルとプレゼンテーションスキルの向上を図ります (事前に5時間分の通信課題として、ワークシート、プレゼンテーションデータ作成を行なっていただきます) |
学校現場でキャリアコンサルタントとして活躍を目指す方。 資格取得後、実践経験概ね3年程度以上の方(初級以上) |
申込受付中 | 技能研鑽コースI 発達障害傾向がある相談者のキャリア形成支援 (技能講習7時間分です) |
発達障害傾向のある相談者へのキャリアコンサルティングを行う際、習得して おくべき理論と技法を学び、演習を通してその活用の心得を身につけます | 資格取得後、実践経験3年未満の方(初級) |
申込受付中 | 技能研鑽コースJ 若年者の課題に応じたキャリアコンサルティング技法の向上 (技能講習10時間分です) |
若年者のキャリア形成における課題に応じたキャリアコンサルティング技法の開発の背景、意義について理解し、適切に活用するための実践スキルの向上を図ります | 学生、若年者支援等の現場で活動されている方、または左記に活動領域を拡大したい方 |
各講習の科目等及び時間数はこちら
各講習の具体的な実施方法はこちら
- 受講の対象となる方
- 原則として、キャリアコンサルタント有資格者とさせていただきますが、キャリアコンサルタント有資格者の受講及び講習の進行を妨げない範囲において、キャリアコンサルタント有資格者以外の方のご受講も可能です。
- 定員になり次第、締切りますのでお早めにお申し込みください。
- 講座については、最低催行人数に満たない場合、実施を中止・延期することがあります。
- 出張講座も承ります。全国各地、ご希望の地域で開催可能です。 詳しくはICDS事務局までお尋ねください。
講習修了判定基準
講習の修了は、次の全てを満たした方を修了とします。
- 通学形式による知識講習については、開講時間の全てを出席し、最終時間に実施するテストにおいて6割以上正答した方。6割に至らなかった場合、誤答箇所の全てについて正答となる根拠を示すレポートを作成し1か月以内に提出した方を修了とします。
※修了判定基準の詳細を必ずご確認ください - 通学形式による技能講習については、次の内容で習得度を担当講師が確認し①②のいずれも「可」以上の方を修了とします。
- 通信形式による技能講習については、カリキュラムに定める作成課題を通学講座の出席時に提出し、キャリアシート内の他者証明以外の全ての内容の記載を確認できた方を修了とします。
- ①取り組み姿勢評価
- ワークに適切に参加した(優・良・可・不可)
優 | 良 | 可 | 不可 | |
判定 基準 |
指示されたワーク等の演習に主体的、積極的に参加している。(例:他の受講者のモデルとなるような態度) | 指示されたワーク等の演習に積極的に参加している。 | 指示されたワーク等の演習に参加している。 | 指示されたワーク等への参加態度が不良。(例:指示に従わず他所事をしている等) |
- ②最終時間に行う習得度確認
- 発表で自己の気付き、課題、習得した技能の活用方法などが的確にまとめられていた(優・良・可・不可)
優 | 良 | 可 | 不可 | |
判定 基準 |
受講内容に関して要点をまとめて省察的に自己を客観視した意見として発表できる。 | 受講内容に関して要点をまとめて主体的な意見として発表できる。 | 表面的ではあるが受講内容に関する要点が発表できる。 | 受講内容にふさわしくないか、関係のない発表。 |
- 修了証の交付
- 前述の1.~3.の判定基準を満たした方に対して、「ICDSキャリアコンサルタント更新講習修了証」を受講したID、氏名、修了日、更新種別、コース名、時間数を記載して交付します。
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